●473 蓮花 はちす 〇いけのなかにおいても

 表題:蓮花
 読み:はちす

 収録:(A)鈴蘭樂譜 49 成樂會 1929(S.4).5.5 ◎[A2-36] Copy=[P39]

 記譜:女声二部合唱(伴奏付き) 変ホ長調 3/4

 インチピット:ドドミ|ソファレ|シシシ|ド

 曲:不詳
 詞:犬童球渓


[詞] ※鈴蘭樂譜 49より

1.池の中に生(お)ひても 濁(にごり)しまぬ蓮華(はちすば)
  清き薫り放ちて 露を玉と欺(あざむ)く
  汝(な)れが精神(こころ)美はし あゝあはれ美はしや

2.池の面(おも)を埋めて 咲ける蓮華(はちす)愛(め)づれば
  薫る風も涼しく 夏をよそに吹き去る
  汝れが惠たふとし あゝあはれたふとしや


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